1球がもたらすものコンテスト2022 開催側からひとこと

最新改定 2022.May.16 1球がもたらすものコンテスト事務局

 まずは、本コンペにご参加いただき、作品資料を寄稿された皆様に感謝と御礼を申し上 げます。
 本コンペ開催は2017年10月に最初の募集を開始して以来5回を開催してまいりました。第1回目から継続してご参加いただいているOM諸氏、また回を重ねるたびに新たにご参加いただいた皆さんの工夫と労作を拝見させていただき、楽しい時間を過ごさせて 戴き有難うございました。
 楽しむためのコンペとして、当初は参加者が多く作品も多彩でしたが、回を重ねるごとに徐々に参加者が少なくなってきました。もとより、コンペのベースとなる「タガを作る」のがなかなか難しいこともあります。
コンペにおける設計・製作要旨の経年経歴は、

第1回 2018.05.31終了
 「受信機の部」使用真空管は1球のみとし 複合管の使用はNG
第2回 2019.06.30終了
 [受信機の部]使用真空管は1本のみとし 複合管の使用可
 「送信機およびトランシーバの部」にあっては2石までのトランジスタ・FETと汎用用途のIC1つまでの使用可
 「計測機の部」は、対象作品の機能に対する特段の制約なし
第3回 2020.05.02終了
 「真空管の部」使用真空管は1本のみとし複合管の使用可
 「トランジスタの部」使用トランジスタ、FET、UJTは3本まで可
第4回 2021.06.17終了
 「真空管の部」使用真空管は複合管1本または単機能真空管3本までの使用可
 「トランジスタの部」使用トランジスタ、FET、UJTは3本まで可
第5回 2022.05.25終了
 「真空管の部」使用真空管は複合管1本または単機能真空管5本までの使用可
 「トランジスタの部」使用トランジスタ、FET、UJTは5本まで可
 「一般の部」真空管・トランジスタの適用(数の限定なし)による測定器やアダプタ等の設計・製作

等の経過をたどりました。

 あらためて感じることは、やはり「クオリティの高い部品、効果的な回路構成、理想的 な部品配置、新たな機構」などに工夫を凝らすというアマチュア無線の原点を求めての製 作に楽しさを感ずるということが大切ではないかと思った次第です。
 次の機会には、今回ご参加いただいた皆様、コンペにご参加いただけずにご鑑賞いただ きました皆様も含めて、コンペを囲んで楽しい時間を過ごすことが出来れば幸甚と存じます。
 本コンペにご参加いただき有難うございました。

                    主催者側 代表 JA2AGP 矢澤豊次郎

以上です