単球AMラジオコンペ 応募作品と評価結果 (作品番号11b)
最新改定 2018.May.10 単球ラジオコンペ事務局

作品番号11b 写真1小 作品番号11b 写真2小 作品番号11b 写真3小 作品番号11b 写真4小
作品要旨 作品説明 写真等 回路図 評価等

<作品要旨>

 小島さんの 6BZ6によるレフレックスラジオです。 リッツ線ダイアモンドウエーブコイルが起用されています。
 以下に当該作品の製作者から提供された作品説明等を掲げます。

<作品説明> 作品番号 11b

1.作品名: 6BZ6 単球レフレックスラジオ

2.製作者: 小島 基裕 (JA3ZFR)

3.方式名: 5極管単球レフレックス

4.仕様:

 供給電源/AC100V 50/60Hz 商用電源

 真空管名/6BZ6

5.回路構成: 回路図参照

6.操作要領:

 操作要素/電源入切、同調、音量調整、アンテナ端子にアンテナ接続
 アンテナコイル・タップSA,LAはクリップで選択(既存はLA)

 操作要領/

 1.電源コードのプラグをACコンセントに接続。
 2.ANT端子にアンテナ線を接続。
 3.電源のトグルスイッチ跳ね上げにて電源入りにする。
 4.同調用ダイアルを回し選局する。
 5.音量調節ツマミを回し適度な音量にする。

7.その他 (製作者特記)

 ネット上で見つけた回路が面白そうなので随分前に部品を揃え製作せず数年そのままでしたが、単球ラジオコンペがきっかけとなり2号機として製作しました。
 コイルを当初のバーアンテナからダイヤモンドウエーブコイルに変え、プレートでも同調を取り複同調にしたりして発展してきました。しかし感度は向上したものの分離はあまり良く無いです。

 その後の改良/

 検波出力を稼ぐためAFTで2.6倍ほど昇圧していましたが、昇圧過多気味で強い局が歪み音質悪くAFTは止め抵抗負荷に変えました。そもそもAFTは巻線DCRが低いためAVC用検波負電圧が上らず高抵抗負荷にてAVC効果はかなり改善されたようです。
 他には検波コイルのコア調整をやりすぎてスクリューがバカになり、仕方なくインダクタンスをアンテナ側と同じ270μHに固定しています。本当はバリコンは2個使いにして個々に同調を取った方が選択度が上がり良いかもしれません。
 なお同調ダイヤルは全くのお飾りで目盛りは受信周波数と合致しておりません。
 感度はかなり高くアンテナ線無しでもNHK第一および第二、KBS京都がガンガン鳴ります。5mほどの室内アンテナを繋げば混信はあるものの七局ほど入るので何とか実用にはなりそうです。
 まだまだ改良の余地を残しますがタイムリミットも迫り現状での参加となります。


<写真等>

 当該作品の製作者から提供された写真です。補助的な説明は事務局によるものです。

写真1: 透明アクリル板による前パネルから見えるアンティーク感もある特徴的な景色が特徴です。
作品番号11b 写真1
写真2: 非常にコンパクトです。
作品番号11b 写真2
写真3: リッツ線のダイアモンドウエーブ巻きコイルがいいですね。
作品番号11b 写真3
写真4: 背面側から前面側への信号流れにうまく配置されています。
作品番号11b 写真4

<回路図>

作品番号11b 回路図


<評価等>

 本項内容は、5月下旬に追加します。



改定来歴:
 2018.May.10 コメントにより写真入れ替え
 2018.May.04 作品製作者へのレビュー用



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