2019.05.26 |
総括:スーパージャンクのHROも今回のコンペで鉄くずにならず、受信機として生き返った。しかも姿かたちは往年のままに復元できた。 1.やりたかったことは。 (1)1TUBEでどれだけHROに近づけるか。 (2)HROのプラグインコイルを活かせるか。 (3)5極管で、高周波帯域、中間周波帯域、低周波帯域を同時にどれだけ増幅できるか。 2.どれだけやれたか。 いつも同じだが、今回もやりたかったこととやれたことの乖離は大きい。 (1)受信感度について測定した結果 A Band 22MHzで100μV. B Band 7.1MHzで5μV. C Band 6MHzで30μV. D Band 2.5MHzで10μV. E Band 1.5MHzで100μV.F Band 0.9MHzで50μV. (2) 5極管部のグリッド側、プレート側において、レフレックス構成のため動作周波数におけるインピーダンスの変化が大きいため、コイル側から見て浮遊容量、負荷インピーダンスが大きく相違する。このため、LCで補正できる範囲を超えているような感じである。 今回はこの影響をできるだけ逃げるために、カップリング容量を極端に小さくして影響を少なくしたが、トラッキングのエラーが大きくなっているように感じる。 正確にはスペアナでトラッキング確認をして状況を把握すべきであった。 (2)バンドごとに回路インピーダンスが変化するため、SG電圧を調整して安定受信 できるようにしたが感度差が大きく、オールバンドと言いながら納得できるところまで至らなかった。 3.製作途中で追加したくなったこと アマチュアバンド専用のスプレッッドコイルがあるのに、アマチュアバンドを受信しない手はないだろうと思っては見たものの、SGで455KHzを注入とかBFO回路を追加するとか、さらにはメカフィルを挿入したいがロスをどう補正するか等があり今回は見送りとした。しかし終了後に追加してバージョンアップをしたい。 (1)DBMによるプロダクト検波 (2)BFO内蔵 (3)メカフィルの追加 4.これから確認してみたいこと 作成途上で発生した疑問を、測定できる範囲で確認して、「そうだったんだ」とうなづきたい。 (1)スペアナによるバンドごとのトラッキング特性測定 (2)5極管部のグリッド側、プレート側の周波数対インピーダンス特性の測定 (3)5極管部の全帯域の動作レベル測定 (4)局部発振信号による5極管部の動作への影響 以上 |
2019.05.10 |
HROジャンクから・・HRO1TUBEへ・・ヘ〜ンシン・・しました。動作バンド追加確認して、受信帯域は0.54MHz〜30MHz・・だけどバンド毎の感度差が強烈。最良5μV・・最悪300μv。これじゃとても勝ち目なしです。
|
2019.05.06 |
外観はHROですが中身は真空管1本。ようやくたどり着いた「HRO 1TUBE」。1.7~30MHz 4BANDジェネラルカバー。アマチュアバンドスプレッド切り替え付き。しかし、トリプルフレックスは難しいですね。HF・IF・AF回路のいずれの入力・負荷インピーダンスも全バンドにわたって相互に影響しますので、ダンピング抵抗を入れてやらないと安定しないし、安定を求めると利得が下がるし、これくらいのところで良いとするか。 SGで調整中にSGを外したら、接続ケーブルがアンテナになって、短波の中華放送が飛び込んできてびっくり。BS設定のコイルをはめ込んで、BFO代用にSGから455KHzを突っ込んで、7MHzを聞いてみた。SSBもCWもよく聞こえました。 |
2019.03.11 |
HROのレビルトだかなんだか分かんなくなっていたけど、錆をとったり、洗ったり、塗装したりして、IFTはまだだけど、ようやくシャーシーに部品を乗っけてみた。HF帯のジェネラルカバレージとバンドスプレッドのスーパーを目論んでいるが、うまく行ったらお慰みです。シャーシーの裏は花色木綿でスッカラカン。
|
2019.02.22 |
とにかく下地を作らなくてはと、HRO正確にはRASを「シャーシー・パネル・部品」と3枚におろす。所要時間2時間。シャーシーの錆び取りをやって、本当は塗装をはがしたいけど、次はいつになるやら・・。
|
2019.02.21 |
1番に手を挙げたのですが、構想まとまらずで苦節7か月、ようやく出した結論が、再びHRO。我ながらオタク度もあきれたもんだと思っています。HROが球1本でどこまで行けるか。手持ちのスーパージャンクHROを引っ張り出して挑戦することにしました。皆さんに追いつけるかなぁ・・・がんばろ!! |
2018.10.30 |
スーパーに対抗できる再生式を志向しています。 |