作品 TR_02 : 3A5トランシーバ

<製作履歴>

2019.05.27
当該投稿における代表画像 事務局殿・・・関係ファイルUpしました。時間切れで一部実験要素(水晶発振器と3A5回路との整合)を残し、かつ規定に満たない部分もありますがご容赦ください。近日中に改善対応したいと思っています。なお装置はグレードを落としていますが良好に動作しています。
50年前の中1時代は、何も考えずに図書を鵜呑みにして製作していましたが、色々と経験を積み重ね、考えて製作出来るようになった自分を発見しました。モノづくりはやっぱり楽しいです。皆さん有難うございました。 写真は本日の記念撮影からです。
2019.05.26
当該投稿における代表画像 水晶発振器を製作しようとしたら肝心の水晶片が見当たらない。こないだまではKeyBoardの上に有ったのに・・・トホホ。事務局寺西さんにお願いして再送して頂くことにしたが、明日発送とのことで締め切りに間に合わない。何とか回路確認だけでもやっておこうとすると疑問がわいた。この3A5トランシーバは、送信も受信も3A5の同じ自励発振回路を帰還量を変えるだけで使い回している。このいきなり100mW近いパワーを出す自励発振器を水晶発振器の周波数に引き込めるだろうか。やってみると予想は当たった。SGから20dBm近い信号を50MHzモノバンドコイルのリンクコイルにつなぎ、共振側を50MHzに同調させ、3A5発振回路のグリッド抵抗コールドエンドや直接グリッドへ放り込んだ。しかしスペアナはしっかりと自励発振周波数と、レベルが低い水晶発振周波数がを拾い上げる。しかもプレート側の同調点が合わない。アチャー・・・。これだと水晶片が届いてもなすべがないかも・・・。デバイスを送受別々にするには時間が無い。何方かお知恵がありましたら拝借できますか?。 写真はひと先ず送受自励発振方式に戻した様子。SGをつないで受信感度を診ると、-60dBm程度の入力がないと運用にはつらい。右下は今夕のスナップ。バッテリエリアに同等サイズの箱をダミーで置いてみた。これで、工房のIC-760とダミーで交信が出来る。
2019.05.26
当該投稿における代表画像 電源を投入し、ひと通り動作を確認しました。バッテリが手元にないので外部電源(DC12V)を使用しています。凡そ50年振りに聴くクエンチングノイズに感激です。AM変調もしっかりかかっています。周波数は45〜53MHzなので、並列容量を減らしVCの羽を抜くかが必要と思われます。送信時の音声モニターレベルを固定抵抗で調整しました。受信時の電流は300mAでした(送信はテスタレンジが無いので別途)。出力は20dBmを切るくらい(未調整)。 ただX-tal発振機はまだ組み込んでないので明日か明後日に作業します。自励だと流石に周波数変動が激しく(ANTに近づいたり、シャシに触ったりで)、やはりX-talが無いと実用性に乏しいですね。
2019.05.25
当該投稿における代表画像 本日夕刻までの状況です。3A5ブロックはほぼ完成しました。部品点数が少ないので誤配線は無いと思いますが、想定したよりごちゃごちゃしています。MicトランスはST-14、変調トランスは100V:6.3Vのトランス。ハモ端は8Pのモノに交換。VR用にステレオミニジャックを取り付けています。今夜中に通電して、半世紀ぶりに超再生のクエンチングノイズが聴けるか・・・。
2019.05.25
当該投稿における代表画像 昨夜までの状況です。インバータブロックを製作しケースに置いてみました。出力は貫通コンを使う用邸でしたが、数が揃わず貫通端子+パスコンとしています。3A5ブロックは小型ハモ端を使いましたが、8Pを欲しかったのが6Pしかなく、卵ラグを併用して対応します。超再生VRとの往復はミニジャック・プラグと2芯シールド線で行います。テキトウに巻いたコイルをVC端子に差し込んでありますが、15PFの並列容量を抱かすと45〜54MHz辺りに同調し、微調範囲に収まっています。手前のスペースはバッテリエリアです。後はほぼ配線作業のみになった感じですが、忘れ物無いかしら・・・。
2019.05.24
当該投稿における代表画像 3A5のフィラメントチェックを行いました。写真は手持ちの3A5達です。左の2本が東芝製、右の怪しい包のがRAYTHEON製です。常温で1〜7Pin間(フィラメント直列)で8.2Ω前後で問題なさそうです。ちなみに東芝のは1本を1967年頃地元のパーツショップで購入、もう1本はその後の入手ですが出所不明。RAYTHEONのは単身赴任中の1998年頃、東京ラジオデパートで購入したものです。令和の時代まで生き延び、ノートPC上で写真を撮られるなんて、3A5達は想像も出来なかった事でしょう。
2019.05.23
当該投稿における代表画像 今夕までの状況です。機構関係の工作の大半が終わりました。夜からは配線作業ができるかもしれません。 ハンドセットのハンガーは、アルミサッシの1本モノを折り曲げました。丸穴はハンドセットのPTTボタンが収まります。 超再生用VRは電源SW付を考えていましたが、調整が微妙になると思いますので、別にSW(緑色LED内蔵)を用意しました。基本的にバッテリ運用ですが、外部電源(DC12V)ジャックも設けました。送信表示は赤色LEDで行います。 ケース内の箱は上が3A5ブロック、下がインバータブロックです。右側の空間は大半がバッテリが占めます。大分雰囲気が出てきました、その分やる気も出てきて作業ピッチが上がってきました。
2019.05.21
当該投稿における代表画像 3A5/50MHzトランシーバ、ようやく工作が始まりました。
と言っても、構想を具現化する序盤、主要部品を取り出して、アーでもない、コーでもないとやっている状況です。一晩掛けてもまとまらず、ようやく今朝から固まりだしています。昔何処かで見た様なハンドセット(#600)による無線電話のイメージです。12Vのバッテリ駆動で、インバータでDC96VとDC3Vを生成します。デバイスは3A5+1Trです。100MHzトラップやスタンバイリレーも組込む予定です。寺西さんから届いたX-talとTrが大活躍しそうです。
半世紀前の中学生時代に何台も作った3A5トランシーバ。何時か再びとずっと思っていましたが、1TubeCompのおかげでそれが実現しそうです。

<初期構想>

2018.11.04
3A5+Tr(FET)による。古典的な3A5トランシーバの送信部にTrかFETによる水晶発振を追加し、送信ツーステージを構成する。
受信は超再生。600型ヘッドセットか同送話器と受話器を使い回路をシンプルにする。


tr_02_hist.htm