●CPRC-26用乾電池電源の製作
(最新改定 2007-Oct-13)
006P電池(9V)と単1電池と単4電池による電池電源です。
<外観姿>
こんな感じのものです。 A電源には単1アルカリ電池を2本、写真ではニッケル水素電池が入れてあります。B電源として006Pを10本、90Vと45Vを得ます。 C電源として単4アルカリ電池を2本、電流は食いませんのでマンガン電池で充分です。
本体と電源接続のための5極プラグを受けるソケット部分は、
JN3QZX局のST管ソケット金具活用方式
の構造で作ってあります。
<プラグ寸法と構造>
CPRC-26本体底の電源5Pプラグの実測寸法は左図の通りです。プラグのピンはゴムモールド固めなのでジャック側の若干の寸法違いがあっても挿抜は出来ます。
構造は写真の通りですが、006Pの並べ方だけはちょっとクリティカルで破線のように5本、5本を回転対象に配置すると旨く納まりがつきます。
<消費電流>
Receiv
(mA)
Transmit
(mA)
+45V
12
8
+90V
3
30
+1.5V
550
850
-3V
0
0
CPRC-26の消費電流はこの通りですが、+1.5V(A電源)については、オーディオコネクタの接触部やハンドセットPTTスイッチの接触抵抗(初期のマイクロスイッチで今程には性能が良くない)の増加などでこんなには流れない情況にあることもあります。