● 7/21MHzワイヤアンテナのシミュレーション

7/21MHzワイヤアンテナのシミュレーションをMMANAで行った。
ダイヤモンドの同2バンドアンテナの新品現物ローディングコイルのインダクタンスを計測戴きそれを反映した。

<形状寸法> 形状寸法

全量6.1m、代表的な水平張りとした。

<7MHzのSWR特性>
15MHzのSWR特性

共振固有値は7.**MHz。SWR1.5以下範囲が**KHzほど採れる。


<15mバンドの指向特性>
15mバンドの指向特性

給電点高さ3m、エレメント下端はグランド面から上0.6mに位置する。 このため一般に言われるゲイン3dBは得られていない。


<10mバンドの指向特性>
10mバンドの指向特性

給電点高さ3m、エレメント下端はグランド面から上0.6mに位置する。 このためゲインは得られていない。


<15mバンドの電流分布>
15mバンドの電流分布

エレメントの電流分布を示す。 1つのエレメント長を4分の1電気長にとっているので、半波長の電流分布のピーク部に給電点が位置している。


<10mバンドの電流分布>
10mバンドの電流分布

エレメントの電流分布を示す。 それぞれのエレメントにおいて電流ピーク位置を過ぎたところに給電点が位置する格好になる。


<28MHzにおける整合回路>
28MHzにおける整合回路

LCマッチはC直列でもC並列でもそう無茶な定数にはならないが、むしろ切り替え回路の方が難儀である


<地上高を上げたゲインと指向特性 15mバンド>
<地上高を上げたゲインと指向特性 15mバンド>

給電点高さ10m、エレメント下端はグランド面から上7.6mに位置する。 垂直輻射仰角が10度ほど下がり一般に言われる理論ゲイン3dBに近くなってくる。


<地上高を上げたゲインと指向特性 10mバンド>
地上高を上げたゲインと指向特性 10mバンド

給電点高さ10m、エレメント下端はグランド面から上7.6mに位置する。  垂直輻射仰角が10度弱下がり良好なゲインが得られる。

END