●昔ながらの自動車ルーフトップアンテナを診てみる 最新改定 2015.Oct.07 JH3FJA
昔、自動車の屋根のトユにマウントするアンテナ基台と2mホイップや6mホイップでFMでのQSOが楽しめました。あの頃 SWR最小をただ一つの指標に調整していたわけですが、車両影響込みでの指向特性ってどんな感じであったのかシミュレーションしてみました。道具は4NEC2、車部分はマツダCX-5、全長4540×全幅1840×全高1705 mm、最低地上高210 mmに沿ったものです。
<6mアンテナマウントスタイル>
こんな感じ、芝生みたいなのが車体下端から下210mmに位置する大地。 アンテナは4分の1波長ホイップ、搭載状態で Z=59+j7.91、SWR50=1.25です。このシミュレーションモデルで構成ワイヤ数は1470本。
<指向性等をみてみる>
こんな感じ、順に垂直指向性、水平指向性、電流振幅分布、電流位相分布。
<2mアンテナマウントスタイル>
こんな感じ、アンテナは4分の1波長ホイップ、搭載状態で Z=58.8−j1.83、SWR50=1.18です。
<指向性等をみてみる>
こんな感じ、順に垂直指向性、水平指向性、電流振幅分布、電流位相分布。
<70cmアンテナマウントスタイル>
こんな感じ、アンテナは4分の1波長ホイップ、搭載状態で Z=77.1+j9.27、SWR50=1.58です。
<指向性等をみてみる>
こんな感じ、順に垂直指向性、水平指向性、電流振幅分布、電流位相分布。
<40m NVISアンテナにしてみる>
こんな感じ、給電点インピーダンスは Z=5.2−j1.5 です。
<指向性等をみてみる>
こんな感じ、順に垂直指向性、水平指向性、電流振幅分布、電流位相分布。
END