最新改定 2007-Jan-20 |
KPRC-6(A)乾電池電源 |
平成19年初荷でJH3FJA局よりKPRC-6Aが届き、さっそく修理し電源電圧対出力特性を計測しました。 結果、皆さん006Pの直列で作られているようですが、電流的にマンガン006Pでは送信時に若干不安があり、また12Vあれば十分に楽しめる出力が得られる事が分かりましたので、単3×8本使い(12V)の乾電池アダプタを製作してみました。(JA1ENC) |
<電源電圧特性> 当局のKPRC-6Aの電源電圧対出力電力の特性は左記の通りでした。 電源電圧が8V程度にまで落ちても しっかりと動作をします。 なお、固体差は不明ですので計測された方がおられましたら教えてください。このページに反映したいと思います。 |
<構造> ご覧のように材料さえ揃えば製作所要時間30分で完成するシンプルな構造です。 両面テープはスポンジ両面テープと呼ばれる厚手のもの、またコルクテープはダイソーの粘着テープ付きコルクテープが適します。 この構成でKPRC-6Aの電池スペースの内側高さ(天地寸法)に一致します。 なお、コネクタ板と電池ホルダーの貼り合わせの際は、コネクタ板側か、あるいは電池ホルダー側に両面接着テープ貼っておき、コネクタ板は本体側の電源ピンに挿しておき、電池ホルダーを「そーっと押し込んで行き貼り合わせする」と各位置がピタッと決ります。 |
<姿> 写真の右側が実装状態で天方向になります。 一見、コルクテープの効果が解りにくいと思いますが、KPRC-6の電源コネクタピン廻りは台座になっており、そこでは面当りさせず、コルクテープの面で当るようになっています。 写真の右側が実装状態で地方向になります。 006PスナップがKPRC-6Aの電池スペースの蓋の内側に当る形になります。 ビニール1枚で機械的保護が心配な方は絶縁性のシートなど挟んでください。 なお、KPRC-6Aの筐体ボディーは電源のマイナスそのものですので、もし006Pスナップを外し作業する時は短絡に注意をしてください。 |
<装備してみる> こんな感じになります。 KPRC-6の電池スペースは非常に大きく、単3×8本使用でもまだ余剰な空間が残りますので、写真のようなウレタンフォームの屑などでディスタンスピースを作り入れておきます。 写真の右が送受話器のあるフロント側です。 なお、電池ホルダーとして006Pスナップ付タイプをあえて使用したのは、電池ホルダーと縁切りし、スナップ対スナップ接続で外部電源対応をさせる為です。 外部電源用スナップはルーバーの隙間より内部に向け通せます。 この時の外部電源用スナップは極性色が反対になるので充分に注意して楽しんで下さい。 |
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