●PRC-10(A)用乾電池電源
JA3DMO局の"2本で100円の006P電池(9V)電源での運用実績"に魅力を感じておりました。また、秋月の1つ10円の006Pスナップ(コネクタ)の買い置きが多量にあり、休日の4時間程で入門者の方と一緒に製作したものです。簡単に製作出来て十分な実用性があります。
<結線図>
下図の通りです。特に難しいものではありません。
<部品表>
部品名 |
数量 |
単価 |
金額 |
備考 |
006P電池スナップ |
15ケ |
10円 |
150円 |
秋月電子通商で買えます |
単連単1電池ホルダー |
4ケ |
70円 |
280円 |
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2連単1電池ホルダー |
2ケ |
120円 |
240円 |
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PRC-10電源レセプタクル |
1ケ |
500円 |
500円 |
BMで買えます |
アルミシャーシ |
1ケ |
680円 |
680円 |
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アルミ板 |
1枚 |
200円 |
200円 |
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熱収縮チューブ |
1m |
120円 |
120円 |
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両面テープ |
1巻 |
100円 |
100円 |
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合計 |
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2270円 |
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<出来上がり姿>
こんな感じになってます。
黒い絶縁テープで胴巻きにしている006PがB1電圧分の7本、赤い絶縁テープで胴巻きにしている006PがB2電圧への上乗せ分の8本です。
黒いマンガン単1×4本直列でC電源の6Vを、金色のアルカリ単1×4本並列でA電源の1.5Vを得ています。
ボディーの構造はこんな感じです。
<電池箱に入れると>
006Pが踊るので、切り取りシャーシ部にだけベニア板の蓋をしてます。実際は蓋の裏に発泡ウレタンの座布団を置いてから蓋を挿入しています。
レセプタクルは本体のコネクタと勘合してしまうとそれほどブラブラはせず、何も緩衝材を入れていません。もし本格的に野山を走るのであれば何か対策が必要です。
切り取りシャーシ部分に市販の標準寸法シャーシを使うため、当然 電池箱の内幅とは上手く合わせられないので、切り取りシャーシの裏に電池箱の内幅寸法を出したアルミ板を両面テープで貼り全体が踊らないようにしています。
レセプタクルは取り付け穴明け加工が邪魔くさく空中接続としてますので、半田付けピン部分は念入りに熱収縮チューブで絶縁保護してます。(実際は裸のままでも、どの様な姿勢になろうとも地絡したりはしませんが)