● SEM52A PTTスイッチの活用
( 最新改定 2011-Jan-22, JH3FJA )
SEM52AトランシーバのPTTスイッチ箱は、ドイツものの特徴でもある外線接続用の端子板を持つ転活用にもって来いの構造をしています。 これを活用しICOMの廉価な耳たぶ保持型のヘッドセット(HS-94)と組合せ、ヤエスFT-817用のPTT箱付ヘッドセットを製作したものです。
このヘッドセットのマイクはコンデンサ型なので、それ用の5Vライン、負荷抵抗、DCカットコンデンサの回路とヘッドセットの細い多芯線の裁き・半田付接続が極く簡単に出来、僅かな工作時間で完成させることが出来ます。
<PTT箱付ヘッドセットの姿>
ICOM HS-94ヘッドセットのケーブルの先は3Pプラグが付いており、PTT箱のケーブルブッシングのスペ−スに旨くそれ用ジャックを仕込めるのですが、運用中の接触不良が心配なので切り飛ばし、ジカ半田付けで接続しています。 SH-94ケーブルがあまりにも細くオリジナルのPTTスイッチ箱のトランシーバ本体向けケーブルのシースを残しブカブカにならない様にしてあります。 FT-817マイクジャックに刺さる8Pモジュラプラグは、専用圧着ツールを持っていないので100均のLANケーブルから少しの長さの電線を付け収穫し、芯線同士を繋ぎヘッドフォンラインの線も含め一括で熱収縮チューブで化粧をしてあります
<内部の回路>
このPTTスイッチ箱の効能(接続の容易さ)が分かって戴ける様に、コネクション・ワイアリング・ダイアグラム(CWD)形式で書いてあります。