2本用半田コテ台を作る
軍用無線機や真空管機器を扱っていると、15W程度の小型の半田コテと30W〜50W位の大きな半田コテの両刃使いをする事になりますが、2つのコテ台を使うのは何かと不便でシャック内での火傷するような危険箇所を限定するためにも同じコテ台にあるのがベターです。ここでは僅かの費用と時間で使い勝手の良い2本用半田コテ台を作りました。
<材料集め>
材料 |
仕様 |
備考 |
木板 |
ラワン材 |
100円ショップのまな板でも可 |
木ネジ |
2本 |
木板厚さ以下であること |
アルミ板 |
t=0.5mm |
|
<必要工具>
工具名 |
代替工具 |
金切りはさみ |
ナイフと金づち |
ハンドドリル |
釘と金づち |
ドライバー |
木ネジに適合したもの |
ラジオペンチ |
中サイズのもの |
のこぎり |
木工用 |
<工作手順>
(1)台板をつくる
木板材を22〜24cm程度の長さで切り落とします。
この工程は100円ショップで小さな木製のまな板を買って来ることで省けます。
(2)枕を作る
アルミニウム板材料を金切りハサミで、幅 =( 台板幅−2cm )、長さ=( 台板長さ−2cm+5cm )に切ります。5cmは枕の折り曲げ部の高さにあたります。
次に枕に切り込みを入れますが、枕アルミ板の切り出し図を参考のしてください。
切り込みが入れ終わったらラジオペンチで切り込み部および両端を折り曲げます。両端も折り曲げておかないと必ず怪我をします。
(3)台板に枕を付ける
2本もも木ネジで加工した枕アルミニウムを台板に取り付けます。
(4)完成姿
こう言う形になります。非常に簡単なものですが使い勝手が良いです。
この様なちょっとした工作品であっても自作は楽しいと実感してもらえると思います。