単球AMラジオコンペ 応募作品と評価結果 (作品番号9)
最新改定 2018.May.31 単球ラジオコンペ事務局

作品番号9 写真1小 作品番号9 写真2小 作品番号9 写真3小 作品番号9 写真4小
作品要旨 作品説明 写真等 回路図 評価等

<作品要旨>

 中村さんの実動が非常に珍しい真空管「ソラ」によるレフレックスラジオです。
 以下に当該作品の製作者から提供された作品説明等を掲げます。

<作品説明> 作品番号 9

四半世紀近く前、会社でぺ〜ぺ〜だった私に、どうやって知ったのか
「真空管を触るんだって?」と会社の顧問(当時)が言って、
「終戦後に2本拾ったのが出てきたから1本やる」と頂戴した「ソラ」であります。
何年かして折角頂いたのだから何か作ろうと思い、ダイオード検波1球レフレックスにしたのでした。
再生帰還量の調整用半固定抵抗選びが巧く行かず、一番安いタイプをジャンク箱から拾い出したら
巧く行ったので、そのまま使ったのを思い出します。
その他の部品もおよそジャンク箱から拾ったモノばかりで、
ケースくらいしか新品をお金出して買っていません。

1,真空管は「ソラ」を差し込みます。
 ヒーター電圧が12 Vなので、12SJ7でも使えるかも知れませんが、
 確認はしていません。

2,後部に端子が4つ並んでいます。
 黒:接地
 赤:アンテナ(現状付いている黒いリード線は仮ですので取り外して頂いて構いません)
 白:レシーバ端子です。1と2の番号が振ってありますので、
   レシーバのケーブル先端に記した番号を併せて接続して下さい。
   逆接続だと直流磁化の影響で上手く鳴らないようです。
 電源コードは通常の3Pコネクタのケーブルをお使い下さい。

3,正面の左は電源スイッチ、右下は再生、右上は同調です。

回路図を本来起こすべきでしたが、手書きの回路図を撮ったものでご容赦下さい。
底蓋を開けた裏に貼付しております。


<写真等>

 当該作品の製作者から提供された写真です。 補助的な説明は事務局によるものです。

写真1: ソラと同世代のバリコンが並んでいます。
作品番号9 写真1
写真2: 「ソラ」、75年近い歳月が流れ 今よみがえり・・・。
作品番号9 写真2
写真3: プレート側回路と電源がシャーシ裏にいます。
作品番号9 写真3

<回路図>

作品番号9 回路図


<評価等>

A.基本規約への適合
 
項目 評価属性 結果 補足
 大きさ 定量 満足  
 構成 定量 満足  
 電源 定量 満足  
 回路への制約 定量 満足

B.機能・性能

項目 評価属性 結果 備考
 受信操作性 官能
 受信周波数範囲 定量 満足
 受信感度計測 定量 下表を参照  
 音響出力の忠実度 定量 実測結果(クリック)  
 外部影響 定量 満足  

周波数/RF入力 10uV 100uV 1mV
531KHz --- --- 23.0 dBA
--- --- T>C H>A N>B
1000KHz 32.3 dBA 54.8 dBA 72.3 dBA
T>B H>A N>A
T>A H>A N>A T>A H>A N>A
1602KHz --- 29.2 dBA 48.5 dBA
T>C H>A N>B T>B H>A N>B T>A H>A N>A

C.独自性・固有性

項目 評価属性 結果 備考
 全体着想 官能 2A 評価コメント(クリック)
 方式官能
 回路 官能
 適用部品 官能 2A
 その他 官能 2A
 意匠デザイン 官能 2A 評価コメント(クリック)




改定来歴:
 2018.May.31 評価結果を追加
 2018.May.08 作品製作者へのレビュー用





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