テーパ化線路 微小ビバレージアンテナのシミュレーション

最新改定 2017.Feb.24 JH3FJA

 以前 検討した微小ビバレージアンテナ から線路部をテーパにしたもので ゲインは小さくなっていますが設置高さや大地の伝導度を選ばない自由さがあります。

形状

テーパ化線路 微小ビバレージアンテナ 図 長さ単位は m(メータ)

赤丸が給電点、ここに4:1変成器
(800:50オーム変換)

青色丸が抵抗終端点
900オーム抵抗器

シミュレーション結果

1.指向特性/平均的な土壌結果
2.指向特性/海水面結果
3.周波数ゲイン特性等/平均的な土壌結果
4.周波数ゲイン特性等/海水面結果

2種類の大地での周波数対ゲイン特性 2種類の大地での周波数対ゲイン特性

同じエレメント長さ条件で2〜10MHzの範囲SWR1.5以内に納まる。



<1.指向特性/平均的な土壌>

 左 垂直面指向性、右 水平面指向性。 赤が給電点高さ2.95m、青が給電点高さ2.45m

― 周波数 2MHz ―
2MHz垂直面指向性 2MHz水平面指向性
― 周波数 6MHz ―
6MHz垂直面指向性 6MHz水平面指向性
― 周波数 10MHz ―
10MHz垂直面指向性 10MHz水平面指向性

<2.指向特性/海水面>

 左 垂直面指向性、右 水平面指向性。 赤が給電点高さ2.95m、青が給電点高さ2.45m

― 周波数 2MHz ―
2MHz垂直面指向性 2MHz水平面指向性
― 周波数 6MHz ―
6MHz垂直面指向性 6MHz水平面指向性
― 周波数 10MHz ―
10MHz垂直面指向性 10MHz水平面指向性

<3.周波数ゲイン特性等/平均的な土壌>

左から 周波数ゲイン特性、同SWR特性、同インピーダンス特性
周波数ゲイン特性 周波数SWR特性 周波数インピーダンス特性

<4.周波数ゲイン特性等/海水面>

左から 周波数ゲイン特性、同SWR特性、同インピーダンス特性
周波数ゲイン特性 周波数SWR特性 周波数インピーダンス特性


END